副会長のギターがマニアックなギターでしたら、会長のギターはマイナーなギターですかね...（汗

今メインで使用しているギターは、Cole Clark「FL1AC」です！
コールクラーク？聞いたことないなぁ...って方も多いかと思いますが、実はDEPAPEPEの三浦くん（会長が担当してる側）も、セカンドアルバム『Ciao!Bravo!!』で使ってるギターです。ていうか、私もそれまで聞いたこともないメーカーでしたが...

このギターの最大のウリは、何と言っても独自のピックアップシステムです！
生音は、見た目（ドレッドノートサイズ）の印象よりおとなしめで、むしろシャラーンと割と綺麗な音で「あれっ？」って感じですが、ラインで鳴らすと印象がガラっと変わります。

ピックアップは、コンタクトでもピエゾでもなく、「Face Brace Sensor」という独自のシステムで、とにかくラインを通した音がどのエレアコよりも生音に近いという評判です。実際に音を出してみると、確かにプリアンプで補正しなくてもしっかりアコギの音がします。

それはそれで素晴らしいのですが、私たちのようにDEPAPEPEを演奏する場合は、どうしてもエフェクターを通さざる終えないので（後日「会長の足元」で説明します）、それほど恩恵を受ける感じではありません。

むしろ、最近分かったこのギターの嬉しい特徴は、メロ（単音弾き）の場合の音圧が、バッキング（コード弾き）に負けずに、しっかり前に出てくることですね。これは、DEPAPEPE弾きにはメリットが大きいです！
アコギデュオの場合、どうしてもバッキングとメロとのバランスをどうするかという永遠の課題がつきまとうからです。

どんなに綺麗な音であっても、バッキングに埋もれてメロディーがよく聞こえないという状態では、聴いてて何やってるのか分からないってことにもなりかねないですから...これは、聴かせる以前の問題かと...

その他、ナット幅がフィンガーピッカー用ギター並みに44.5mmあるとか、使ってる木がクイーンズランドメープルというオーストラリアしかない材質だったり、オフィシャルストアでも叩き売り状態だったり（爆）、いろいろ特徴はありますが、いいギターですよ！

ただ、マーチンやギブソンのオールドギターのように、弾き込めば弾き込むほど鳴りが良くなっていくという種類のギターではないと思います。
工業製品として本当に良く出来ているという感じで、オクターブピッチなんかもびっくりするくらい正確で、道具としての安心感がありますね。

ライブでどのようにラインサウンド作りをするかは、エフェクターのセッティングによることが大きいので、続きは「会長の足元」にて...